2026/07/24 15:38

ヨガ講師 NOB先生 インタビュー

アーユルヴェーダとヨガ。それは、数千年という長い時をともに歩んできた、姉妹のような関係です。

アーユルヴィストは、ヨガを愛するすべての方々との絆を、何より大切にしてきました。

そんな私たちから、新しい企画をお届けします。ヨガ講師の方々に、その人生をじっくりとお伺いする、インタビューシリーズです。

ヨガとの出逢い、そしてヨガがもたらしてくれた心とカラダの変化——。
一人ひとりの物語に、静かに耳を傾けていきたいと思います。

記念すべき第一回は、NOB先生にご登場いただきます。


優しく強いまなざしは、ヨガと家族が作った歴史


思わず背筋を伸ばしたくなる佇まい、なのに大きななにかに包まれるような優しさが瞳に浮かぶNOB先生は、来年で講師20年を迎える。
たくさんのことがあったけど、いつでも人に助けられてきたと笑うNOB先生のこれまでを、聞かせていただきました。
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大島延子先生  日本ヨーガ瞑想協会認定講師/mindfulness/ヨガ指導歴19年。               
 RYT-e500 #身体は履歴書  
日常に活かす身体の使い方と心の在り方を伝えている。

出産後、偶然出逢ったヨガで、精神までも変化した


長男を出産して1歳半くらいになった時に引っ越した芝。都会の真ん中の知り合いがいない土地で訪れた児童館は、スタッフが5人もいるのに遊びに来てるのは私たちしかいなくて。コミュニティクラスで一緒に卓球をしたり、エアロビクスを受けたりするなかで、偶然出逢ったのがヨガでした。
もともとカラダを動かすのが好きな私でも、パワーヨガは出産後にはほんとにキツくて、でもたまらなくおもしろくて!

そして、日本におけるパワーヨガの第一人者、綿本彰先生との出逢いが大きな運命だったと思います。
「Doじゃなくて、Beでいい」という言葉が胸に広がりました。 
Be・・・そのままでいいんだよ、と言われるひと言に、カラダだけでなく、心までふっと変化していくのを感じたの。

長男が生まれた頃には世田谷にいて、そこでも偶然に様々な自然療法的なことをしている人たちに出逢っていて。そんな経験から”心とカラダへのアプローチ”に興味が湧いていたんだと思います。

こうやって話していると、素晴らしい人たちに偶然出逢うことが多かったことを改めて感じます。私って、”引き”が強いのよ(笑)

急に訪れる暗闇のような日々。この毎日が明けるのを待つのではなく、自分が変わろうと決意


母の協力のもと、9泊の合宿を2回受け、RYT-200を取得。綿本先生の元で経験を重ね続けて、もう少しで本部講師になれるというタイミングで起きた3.11の東北大震災。
そして急に訪れる家族のトラブル、同居していた義父のお世話やふたりの息子の子育て・・・

思わぬ出来事が重なり、どうするの?いつ元の生活に戻れるの?という不安を抱き続ける日々が急にやってきて、これがいつまで続くのか、見えない状況になったんです。

そして思ったの。「暗闇が終わるのをただ待つんじゃなくて、自分が変わらなきゃ、もっと強くなろう」って。

それから、夜もヨガのクラスをどんどん引き受けたり、UTL(アンダーザライト)でRYT-200からさらに300時間、ヨガ哲学や解剖学、指導法、呼吸法、瞑想など専門的なスキルを学ぶRYT-500を取得しながら、生徒さんたちにも教えて。

振り返ると、どうやって過ごしてたんだっけ?と思い出せないこともあるくらいハードな生活だったけど、「学びながら人に教える」という経験は、いまの自分でいられる大切な一部になったと思います。


人が必要とするときに、いつでも手を差し出せる自分でいたい



いつもそう思ってる。いつでも手を差し出せるようにしたい。もしくは差し出せる手を持っていたいって。

たぶん、母の影響が強いと思います。
うちの母って変わってて、私が幼稚園児だった頃から「自分で帰ってこれるでしょ」って、お迎えにもきてくれなかったの!(笑)
でも、風邪を引いた時には濡れタオルでカラダを拭いてくれて、しっかり看病してくれて。ここぞってポイントを押さえているんですよね。
それが当たり前にできる。

だから私も、旅行中に友人が熱を出した時に同じことをしたら「なんでこんなことまでしてくれるの?」って。普通のことだと思ってた。

でもね、いろいろな人に接したら、寝込んだ時に構ってほしくない人だっているでしょ。人によって、求めることが違う。
たくさんの人にヨガを教えることを通してそんなことも学んだから、その人が求めるものを、「いやこうした方がいいよ」って修正することは極力ひかえて、希望することを差し出したいと思ってます。

人が学んだり、身につけるためには、まず思ったことをやってみるのがいちばん近道だったりするしね。
子育てもそう。息子がやりたいことがあるなら、じゃあどうしようか?って、希望どおりに動けるよう、一緒に考えることを大切にしてます。

だから、いつでも初心者さんにも教えていたい



指導者の育成だけにフォーカスすることもできるんだけど、私は初心者の人たちにも教え続けたいと思ってる。

初めての人って本当におもしろい発見をするんですよ!
それがとっても新鮮だし、それに熟練者だけの世界が当たり前だという感覚になってしまうのが怖いとも思ってます。

恥ずかしがったり、萎縮する人たちには「誰だって最初は初心者ですよ」って伝えて、レッスンのなかで、うん、これだ!って心とカラダで感じてほしい。

私が初めての綿本先生のクラスで、シャバアーサナで涙が出てきたようにね。
もちろんそれが私のクラスでなくても構わない。でもファーストインプレッションってとっても大事だから、ヨガを好きになって欲しいといつも願っています。

はじめまして、NOBです。と言える自分に戻るということ

話はヨガに出逢う前に戻るけど、若かった頃の私はいつも何者かになりたかった。周りはスタイリストやデザイナーが多くて、みんな活躍してて。
誰かにしっかり愛されたくて早めに結婚もしたけど、私って何者?って子供の頃から思ってた疑問は消えなくて。

でもそんな想いを消してくれたのがヨガでした。
Be:自分のままでいられたらそれでいい。
肩書なんて気にせずに、なにもつけずに「こんにちは、NOBです」て。
ただのNOBです、と言える自分になれた。欲しがってたものは、もう、必要ないと思えるようになったの。

お気に入りはアビヤンガ ボディウォッシュ!

サーフィンで焼けた肌も、固まった肩首も、オイルマッサージしながら洗うだけでスッキリ、しっとり

後述_____

「いつできなくなるか分からないじゃない?やれることは全部いまのうちにやろう!」と話してくれるNOB先生は、アメリカやオーストラリア、バリ島などなど海外のリトリートも次々と開催。もちろん都内をはじめ、国内でも精力的に活動されています。
そしてキュートな息子さんやラガーマンだったお父様、海外リトリートに80歳になっても参加しているお母様の写真もたくさん見せてくださいました。

なぜか話を聞いているうちに涙が・・
素敵だな、と思っていた人の心のなかは想像以上に温かで、「人に恵まれている」のはいつでも手を差し出していたからなのに「いつも助けてもらってきた」と話すNOB先生。
たくさんの生徒さんに手を差し出してくれる先生の愛を、ぜひクラスで感じてみて。
クラスやイベントはNOB先生のインスタグラムをチェックください。
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NOB先生、ありがとうございました!

     文・ARYURVIST  三野村

アーユルヴェーダから生まれたコスメティクス 𓅫 ARYURVIST
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