2019/09/24 13:50
あなたに寄り添う、アーユルヴェーダと極上のハンドテクニック。
大人気サロンAyukaumudi を訪れて
外苑前から徒歩7分。喧騒から離れたマンションの一室にあるAyukaumudi(アーユカウムディ)。
完全予約制のこのスパは、アヴェダにて13年間ヘッドスパの経験を積み重ね、
そのうち7年をシニアヘッドスパ・セラピストとしてスパメニューや製品開発にまで携わってきた
佐藤麻子さんがひとりで立ち上げた、念願のサロン。
今年オープンしたばかりなのに、頭髪の悩みはもちろん、原因がわからない疲れや心身の重さを感じる人が押し寄せています。
そんなアーユカウムディのオーナーでありセラピストである、佐藤麻子さんのいまの想いをお聞きしました。
いつも穏やかな表情で話す佐藤さん。
お話を聞いているこちらも自然と笑顔になってしまいます
アーユルヴェーダとの出逢い
セラピストになる前、美容師を5年ほど勤めていました。
手荒れから始まり、毎日行うシャンプーやヘアカラーなどの影響でカラダはボロボロに。
きっと免疫機能が低下してしまってたんでしょうね、いままで平気だったはずの
食事やコスメまで受けつけなくなってしまったんです。
そんな時に転職したアヴェダでアーユルヴェーダと出逢いました。
アヴェダもアーユルヴェーダの精神から生まれたヘアケアブランド。
その“トラブルのある部位だけでなく、カラダとこころ、全てが大切”という
ホリスティックな考えにとても共感しました。
そして実際、外側からだけでなく内側からのケアも取り入れていったら、
体調が良くなったんです!自分のカラダが実証してくれたので、ますますアーユルヴェーダが好きになりましたね。
アーユカウムディで大切にしていること
メニューを事前に決めてしまわず、その日のお客様と
しっかりカウンセリングしてから組み立てていくようにしています。
メニューを丁寧に説明。お客様の“いま”の状態としっかり相談することを大切に。
今回はベーシックトリートメントにスカルプトリートメントをプラスした、60分コースに。
予約いただいた時と、当日の体調は同じとは限りませんよね。
お客様の持つ本来のドーシャ(体内エネルギー)やいまのお悩みからメニューをカスタマイズしていきます。
アーユルヴェーダの深い知識で、その人を見極めていく
そして髪質からも、ドーシャを観ることができるんですよ。
通常、ドーシャはアーユルヴェーダの考えで、五大元素からなる
ヴァータ(空、風)/ピッタ(火、水)/カパ(水、地)の3つと考えることが多いですが、
カパのなかでもどうしてもタイプが違うことがある。
そこでカパの水と地の要素のそれぞれを見るように考えると、スッと腑に落ちたんです。
水の特徴は髪に潤いがあり、ストレートで毛量は多めなことが多いのですが、
太く毛量が多くごわつきやパサつきの気になる人は、カパのなかでも地が多いタイプの人が多いですね。
髪の状態をマイクロスコープでチェック。その日使用するアロマを頭皮状態に合わせて決めていく。
知識を深めて、経験とともに活かしながらお客様の日々変化する特徴や
エネルギーバランスを見極めることがとても大切です。
ですから私もまだまだ勉強中です。
その人らしさ、その人の持つ本来の輝きを身につける場所でありたいと思っています。
〜 続きます 〜
佐藤 麻子
Asako Sato
セラピスト/毛髪診断士/美容師
Massage Therapist/ Hair Consultant / Hair dresser
2005年よりヘッドスパを行う。シニアヘッドスパセラピストとして、
アヴェダ ライフスタイル サロン&スパ 南青山に在籍。
ヘッドスパチームのリーダーを約7年間務め、ヘッドスパメニューの考案、
マニュアルの作成、スタッフトレーニング、リテールセールストレーニング、
製品開発などに携わる。
また、TV、雑誌などのメディアにて頭皮ケアのアドバイスやホームケア、
セルフマッサージなどを紹介。
2019年アーユカウムディを外苑前にオープン。