2018/09/16 12:22

おはようございます。
パンチャカルマのキャンプ三日目は、なんと朝6時から施術がはじまります。


朝6時から、オイルビタビタ体験

寝起きのカラダにアビヤンガです。
このオイルマッサージはセサミオイルにたっぷりの薬草が煎じてあるものを、
セラピスト2人で擦り込んでいくもの。
温かなベッド、温かなオイル、温かな4本の手でマッサージされていると自分と外の世界との境界線が分からなくなっていき、ふか〜いリラックス状態に陥ります。
まるで自分が液体になった感じ。

そして寝転んだ状態に、枠を置き布をかぶせて即席のスチームバスを作ってくれます。
オイルマッサージされてから、一歩も移動せずに蒸しあげられていくのです。
さらにその間にフェイシャル&ヘッドマッサージ付き!!
寝起きですが寝ます。絶対寝ますこの心地よさ。
もうどうにでもして・・・

緩んだカラダに、ガツンと浣腸

と思った途端、またもやニルハバスティがはじまります。
今回は牛のおしっこではなく、山羊の煮汁がメインです。

昨日の牛のおしっこで体内を掃除した後、山羊のスープでたっぷりと栄養をつけよう、という魂胆。

今回も点滴の要領で、呼吸に合わせてしずしずと入っていきます。

ナースさんが持ってくださる時間約20秒。なぜお尻が吸い込むのか?

温められて、さっきまで気持ちよくかいていた汗が途端に脂汗に変わります。
ベットの端をガリガリと掻いていたら、手の先をバチバチと叩かれ、「意識をこっちに持ってきて!」と。なるほど。
浣腸されて盛大な拍手をするのです

その間カラダをさすられ、頑張って意識を遠くに飛ばすのですが約500cc浣腸されているこの身。なかなかできることではありません。
私のために命を犠牲にしてくれた山羊のことを想い、ありがとうと何度も唱えましたが今回は4分しか持ちませんでした。ごめん。でも効果は十分にあるそうです。ありがとう!
出す様子は前回と同じです。
一度血の気が引き、吹雪の中ひとりぼっちなイメージ。指先がしびれる貧血に襲われますがすぐに戻ります。
重湯をいただき、お風呂でリラックス。
そして部屋でゆっくり休んでおいしい野菜料理をいただくのです。

オイルで覚醒!?シロダーラ

お次はシロダーラです。
アーユルヴェーダといえばこれを連想する人が多い、額にオイルを垂らす施術。
第三の目、とも言われる第6チャクラのあたりに温かなオイルを垂らしていきます。
この量!大量ですね〜全部私のためのオイルです。

温かなベッドに寝て、この機材から垂れるオイルを額で受けていく。

その間、セラピストさんはボーッと見ているわけではありません。

容器を動かしてオイルをまわしかけ、額の周りをマッサージしてくれるのです。
脳のマッサージ、と言われるシロダーラ。
身体だけでなく神経も緩め、神経の浄化をし、瞑想状態になる効果まであると言われています。
これを約30分やられたら・・・また寝ます。
瞑想どころではない、昏睡です。
どこか遠くで豚がいじめられてるのかな?とぼんやり思ったら自分のいびきでした。
オイルでビッタビタの頭を丁寧に洗い、本日2度目の広々お風呂は終了です。

さらにオイル浣腸!

膣オイル!


これはセルフ。こんなのもはや楽勝。真顔でできます
あらゆる箇所にオイルを使い、テッカテカです。

気づくと腸から悲しげな老犬のような鳴き声がします。
いろいろなところからいろいろなものを入れられ、混乱しているんでしょうね。

なだめながら、おやすみなさい。
以上が私のパンチャカルマ キャンプの一日です。
何もしてないのに眠い。
きっと気づかないところで消耗しているのでしょう。
消灯の22時までなんて待ってられないくらい眠いです。



世の美容男子たちも、バスティくらい軽くキメてほしいです。
「すっごい肌綺麗!なにかしてるんですか?」
「なんもしてねーよ。たまに山羊汁を浣腸してるくらい、かな?」


妄想も仕上がってきました。

こんな調子であと2日、どう変わっていくのか楽しみです。


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