2017/10/02 07:40
私たちのカラダのなかにあるヴァータ、ピッタ、カパの3つのドーシャ(生命エネルギー)は、
移ろいゆく季節にもあるのをご存知でしょうか。
自然とともに、自然に生きることを大切にするアーユルヴェーダの、秋の過ごし方をご紹介します。
夏に溜め込んだ熱を、しっかりとデトックス
秋は、夏にメラメラと燃え盛っていたピッタ(火のエネルギー)が蓄積され、いちばん高まる季節。
夏にピッタが上がるとされていますが、まだ湿気で抑えられていたのが、空気が乾燥することによって急激に高まるシーズンです。
突然肌に湿疹ができたり、火照りを感じたり、なんだかイライラしたり。
そして消化力は徐々に高まって来るのです。
またヴァータ(風のエネルギー)が徐々に上がってくるので。非常にバランスを崩しやすくなる季節。
いまのうちにしっかりと熱を吐き出すことが大切です。
そんな秋のおすすめの過ごし方は
■ ぬるめのお風呂に浸かる
熱々のお風呂ではなく、ちょっとぬるめのお風呂に長く使ってみましょう。
バタバタと散らかっていたこころがひとつにまとまり、カラダの力が抜けていくのを感じましょう。
■ ホットミルクを飲む
ミルクにギーを落とすのもおすすめ。ターメリックパウダーを少し加えて、ゴールデンミルクにしても。ギーには乱れがちなドーシャを鎮めてくれる働きがあるのです。このあとのレシピでしっかり活用法をおぼえましょう。
■ 旬のものを食べる
自然な甘いものは、ピッタを下げる力があります。
この季節に旬を迎えるさつまいも、かぼちゃ、栗、新米などは甘みがたっぷり。本当に自然はよくできていますね。