2017/09/01 14:09
インド国立グジャラート大学を卒業し、日本人男性で初めてアーユルヴェーダドクターになった小峰博生先生。
日本だけでなく世界で活躍する小峰ドクターが、アビヤンガボディウォッシュについて、そしてアーユルヴェーダについて、お話ししてくださいました。
毎日手軽に取り入れられる事で、より多くの人達のアーユルヴェーダへの入り口になってくれると思います
【インドの医療、アーユルヴェーダとは?】
アーユルヴェーダはインドで古くから行われてきた伝承医学で世界最古の医療体系であると言われています。
健康を「病がない状態」と捉えません。
ひとりひとりの個性に合わせて、毎日の生活の中で、食事・生活・心・行動を整え、
日常の中に生きがいを感じ人生に意義を見出す「在り方」を「健康」と捉えています。
【アーユルヴェーダのオイルマッサージとは?】
アーユルヴェーダには病院で入院して行う様々な治療から、日常生活の中で取り入れセルフで行う方法など、
心身をよりよくする様々な知恵の宝庫です。
その中でも、最も世間に知られているものはアビャンガというオイルマッサージです。
アンチエイジング・ケアの代表的な方法です。
アーユルヴェーダでは老化をするということは「組織が乾燥」していくことでもあります。
生き物は全て、子供も子犬も子猫も、水水しい新芽でも、
「しっとり」から「乾燥」へと身体が変化していきます。
したがって日常の生活の中で身体の老化をできる限り防ぐために「しっとり」を皮膚に与えていくことを大切にしており、
食生活や毎日のケア、生活法なども「乾燥」を防ぐという事が中心になります。
(アーユルヴェーダのセオリー的に「乾燥」は我々の日常生活の皮膚の乾燥を含め、それ以上の意味合いがあります)
組織の「乾燥」をアーユルヴェーダでは、とても良くないこととしています。
パキパキとなる関節から、老化して萎んでいく組織や肌のコナコナも乾燥です。
乾燥させるということをなるべく避けますので、実は私たちが日常的に使う石鹸なども、
本格的なアーユルヴェーダでは良いものと見ません。
最近のインドのパンチャカルマ病院などでは石鹸などが使われる場所も多くありますが、
本当は石鹸の成分は使っちゃいけないんです。それは最終的に皮膚を乾燥させていってしまうことにあります。
【オイルマッサージがくれる、心への効果】
身体の組織に油剤を与えていくことの他にもう1つ、オイルマッサージには大切な働きがあります。
人の心は皮膚の感覚から非常に強い影響を受けているとアーユルヴェーダでは考えています。
その話は凄く大きくでてきて、生存本能位に繋がっているぐらい、皮膚の刺激・身体感覚を重要視しています。
寒かったり、熱かったり、痛みを感じたり、人のぬくもりを感じたり、喜びや恐怖を感じる要素の最も強いものは身体の内外の触覚と考えています。
皮膚に優しい刺激を与えること、油剤を塗ることをスネーハとサンスクリットで呼びますが、
スネーハのもう1つの意味は「愛情」でもあります。
皮膚を心の表面のように捉え、そこに優しい刺激を与えて心身をぬくもりで包む働きでもあります。
うまく説明できないのですけど、生き物の種や脂肪など生き物のエッセンス的なものをスネーハ/油性/愛情と呼ぶのはなんだか、
生き物の働きへの尊敬の念が込められているように感じます。
【自宅のお風呂場でオイルマッサージは少し大変・・・】
アーユルヴェーダをこれから取り入れたいという方や、毎日が忙しい方が、
毎日アビヤンガを行うことは大変と思う方もいらっしゃると思います。
そういう方にとって、洗いながらマッサージができる「アビヤンガ ボディウォッシュ」は、
アーユルヴェーダの入り口になるにはおすすめの製品だと思います。
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通常の石けんとは違い、肌バリアを壊す成分は一切使用していないアビヤンガボディウォッシュ。
ホワイトセサミオイルに9種ものアーユルヴェーダになじみ深いハーブエキス配合で、アンチエイジング効果もたっぷり。
生まれたての赤ちゃんから敏感肌の方まで、安心してご使用くださいね。
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小峰博生 先生
日本人男性初のアーユルヴェーダドクター。
インド国立グジャラート・アーユルヴェーダ大学
アーユルヴェーダ医師課程(BAMS)修了。
グジャラート州にてアーユルヴェーダ医師登録。
現在、ハタイクリニックにてインドの医療として行われるアーユルヴェーダ
治療のアドバイザーを務める傍ら、国内外でアーユルヴェーダの発表を行っている。